ヴィーナスブラッド-ブレイヴ-第2話 生娘は触手の海にいだかれる
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レオナは魔族を一刀の元に斬り伏せていく。認めたくはないが触手による恥辱の破瓜と出産を経験されられた後は戦闘力が確実に上がっているのを感じていた。紅い月への抵抗力を与えるという約束は守られたが騙されたという思いはレオナの中に消えることなく残っており、魔王討伐の旅に同行するというハインを心から歓迎できなかったのであった。ヨーキの魔手から救出されたアクリスは、魔王討伐の旅の話を聞き自分も同行を申し出る。ハインはアクリスを呼び出し魔王討伐の決意を確認する。アクリスは何でも協力するといい、その決意は固いものだった。そんなアクリスを前にハインがとった行動とは……。